メール配信において「配信エラー」が発生している読者について、新しいメールアドレスを登録し
配信エラーで配信できていない途中のステップ配信から、配信を再開させる方法です。

【メール】配信エラー確認方法

 

Step1:新しいメールアドレスを確認する

まずは配信エラーとなっているメールアドレス以外に
配信可能なメールアドレスがあるかどうかをお客様側へご確認ください。

なお、配信エラーとなっているメールアドレスがicloud.comや携帯キャリアメールの場合、
送信先メールサービス側のセキュリティに起因して配信エラーが発生しやすいです。

ドメイン「登録禁止設定」でicloud.comや携帯キャリアメールを指定することで
配信エラーが発生しやすいドメインアドレスの登録を防ぐことができます。

・登録禁止設定方法
指定メールアドレス、ドメイン、IPアドレスの登録禁止設定方法(ブラックリスト登録)
・関連マニュアル
メールの配信エラーが発生していますが、どうすれば防ぐことができますか?(メール到達率の向上施策)

 

Step2:シナリオへの読者追加

Step1で確認したメールアドレスをシナリオ読者へ追加します。

1、メール・LINE配信 > 該当アカウント名 > 該当シナリオ > 読者一覧【追加】ボタンを押下

2、「メールアドレス」欄へ登録したいメールアドレスを入力して、
以下の項目のチェックを外した状態で【登録する】ボタンを押下

・登録直後のステップ配信の対象にする
・登録以降のステップ配信の対象にする
・リマインダ配信の対象にする

 

Step3:配信基準日時の変更

1、メール・LINE配信 > 該当アカウント > 該当シナリオ > 読者一覧画面へ戻り、
配信エラーとなっている方のメールアドレスをクリックして読者詳細画面を開く

2、【配信済】タブから、どのステップ配信で止まっているのか日時/管理名称を確認

3、2で確認した日時(ステップ配信名称)を元に、どのステップ配信から再開したいのかを確認
(メール・LINE配信 > 該当アカウント > 該当シナリオ > ステップ配信 > 送信タイミング)

4、読者一覧画面へ戻り、Step2で追加したメールアドレスの読者詳細画面を開いて
【配信基準日時】を再開したいステップ配信から配信できるように古い日付に修正する

 

※【配信基準日時】を再開したいステップ配信から配信できるように古い日付に修正する例

■前提
・配信エラーとなっているメールアドレスの配信基準日時(登録日時):2025-05-01 12:00:00
・Step2で追加したメールアドレスの配信基準日時:2025-06-06 08:00:00
・操作を行う時点の日時:2025-06-06 08:00:00頃
※操作を行うタイミングによって計算が変わりますのでご注意ください。

■確認
・止まっているステップ配信(最終送信):シナリオ登録20日後10:00の配信が最後(2025-05-21 10:00:00)
・再開させたいステップ配信の送信のタイミング:シナリオ登録21日後10:00の配信
・Step2で追加したメールアドレスの配信基準日時:2025-06-06 08:00:00

この場合、「2025-06-06 10:00:00」より
「シナリオ登録21日後10:00」の配信を再開させることになるので、
2025-06-06がシナリオ登録21日後となるように2025-06-06から21日を引いて計算します。

よって、この場合に上記手順4では
【配信基準日時】を【2025-05-16 08:00:00】と修正する必要があります。

※修正前(Step2の追加時点)

※修正後(本Stepで修正後)

 

 

Step4:読者詳細データの更新

配信基準日時の修正が完了したら、読者詳細画面をスクロールし
下記のチェックをいれて【更新】ボタンを押下し修正内容を適用させてください。

・ステップ配信の対象にする
・リマインダ配信の対象にする

 

Step5:【配信予約】タブの確認

Step4の更新後、そのまま該当の読者詳細画面にて【配信予約】タブをクリックし、
意図した配信予約(再開したいステップ配信から予約)となっているかをご確認ください。

もし、Step4の操作(配信基準日時の修正)を行ったタイミングの結果
意図したステップ配信予約となっていない場合には、
適宜【配信基準日時】の日付を修正してご調整ください。

 

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