メールの配信エラーにつきましては、
主に以下の3つの要因に起因しています。
・送信先メールサービス起因
・UTAGEユーザー起因
・お客様起因
要因によっては、UTAGEユーザー側で対応不可のものもありますので、
よくあるケースとして、以下にパターンを掲載いたします。
送信先メールサービス起因
①送信先メールサービス側でブロックしている
(特にicloud.com/携帯キャリアメール等)
この場合、送信先メールサービス側のセキュリティに起因しているため、
お客様側でメールの受信拒否設定を見直していただくか
(詳しくはご利用の携帯キャリア各社のサポート窓口へお問い合わせください)
どうしても配信エラーとなる場合は、別メールアドレスでご登録頂くよう
ご案内ください。
@icloud.com
@me.com
@docomo.ne.jp
@ezweb.ne.jp
@au.com
@softbank.ne.jp
@i.softbank.jp
@rakuten.jp
@ymobile.ne.jp
@uqmobile.jp
※上記のアドレスは配信エラーとなる確率が高いため、
ドメインの「登録禁止設定」で上記ドメインを指定することで
配信エラーが発生しやすいドメインアドレスの登録を防ぐことができます。
指定メールアドレス、ドメイン、IPアドレスの登録禁止設定方法(ブラックリスト登録)
https://help.utage-system.com/archives/4529
※キャリアメール(ドコモ、au、ソフトバンクなど)が配信エラーとなる理由については
各キャリアサービス側でのセキュリティ設定によるものとなり、UTAGE側では
その詳細に関してはわかりかねます。予めご了承ください。
UTAGEユーザー起因
①UTAGEでのメール配信実績が無いまたは少ないのに、
いきなり何千通と一斉送信している
UTAGEで配信実績が全く無いまたは少ないのにもかかわらず、
他配信スタンドからのリスト移行でUTAGEから一気に
数千件をメール配信すると、受信するメールサービスによっては
配信エラー(スパム判定)となる可能性があります。
UTAGEにリスト移行する際は、100件ずつ少しずつ配信実績を作りながら
徐々にメール配信の運用をして頂きますようお願いいたします。
【他メルマガ配信サービスからの大量リスト移動の場合】
CSV一括登録のスケジュールは以下の形で
徐々にメール配信実績を残しながら少しずつインポートしてください。
1日目:100件インポートして送信
2日目:残りのリストのうち100~300件インポートして送信
3日目:残りのリストのうち100~500件インポートして送信
4日目:残りのリストのうち100~800件インポートして送信
5日目:残りのリストのうち100~1000件インポートして送信
6日目:残りのリストのうち100~1300件インポートして送信
6日目:残りのリストのうち100~1600件インポートして送信
7日目:残りのリストのうち100~1900件インポートして送信
:
※1メールアドレスあたり1日1通が目安となります。
複数シナリオにまたがっている場合でも、
1メールアドレスあたり1日1通が目安となります。
※1メールアドレスあたり1日1通以上送信した場合、
メール受信サービス側でスパム判定をされる可能性が高まりますのでご注意ください。
※送信後は正常に送信されていることを確認してください。
正常に送信されていない場合(エラー判定が多い、お客様から「迷惑メールフォルダに振り分けられる」とご申告がある場合)は
一括登録を止めてリストの見直し、送信方法の見直しを行うようにしてください。
(参考マニュアル)
読者を手動で追加する方法(リストの移行)
②送信者メールアドレスのDKIM・DMARC設定が未完了
UTAGEのメール配信で使用している送信者メールアドレスのDKIM・DMARC認証設定が
完了していないと、受信するメールサービスによっては配信エラーとなる可能性がありますので、
UTAGEでメール配信をされる場合は、DKIM・DMARC認証設定を必ずご実施ください。
(参考マニュアル)
2024年2月からのGmailガイドライン変更(SPF/DKIM/DMARC認証)への対策について
③発行者情報の不備や解除リンクがメッセージ内に無いなど
ガイドラインに沿ったメールを送信していない。
送信するメッセージの内容が「特定電子メール法」や「Gmailのガイドライン」に
準拠していない場合、送信先メールサービス側のセキュリティによっては
配信エラーとなる可能性があります。
メールを送信する際はガイドラインに沿ったメール内容となっているか改めてご確認ください。
(参考マニュアル)
メルマガ解除リンクを挿入する方法は?
(参考外部サイト)
Gmailにおけるメール送信者のガイドライン
※「特定電子メール法」の詳細につきましては
総務省などからガイドラインが発表されておりますので、
Googleにて「特定電子メール法」と検索しご確認ください。
④インポート用CSVデータ作成時にリスト精査を実施していない
UTAGE側にCSV一括追加を実施する場合は、別メール配信サービス側で既に
配信エラー判定されたメールアドレスやドメイン名のスペルミスのアドレス等の
除外処理をご実施頂いた上で、インポートCSVデータをご作成ください。
・UTAGE以外の別メール配信サービスからCSVデータを出力されている場合は、
該当メールアドレスが配信エラーアドレスでないかを別メール配信サービス側で
確認して除外してからCSVデータを作成してください。
(配信エラー判定の確認方法についてはご利用の各メール配信サービスへお問い合わせください)
・CSVデータを目視確認してメールアドレスのドメイン部分が明らかに
スペルミスのケースがないかどうか今一度ご確認ください。
・配信エラーになりやすいドメインはインポート対象から除外可能かご検討ください。
▼配信エラーになりやすいドメイン一覧
@icloud.com
@me.com
@docomo.ne.jp
@ezweb.ne.jp
@au.com
@softbank.ne.jp
@i.softbank.jp
@rakuten.jp
@ymobile.ne.jp
@uqmobile.jp
⑤メール配信内容(件名、本文)に問題がある
メール配信内容によっては、メール受信サービス側(Gmail等)で
「以前迷惑メールと判断されたメールに類似しています。」
と判定されてしまうことがあります。
迷惑メールの判定基準は各メール受信サービス側で定められたものとなりますので、
ご自身のメール配信内容に何らかの不備がないかどうか今一度ご確認ください。
※弊社では具体的なメール配信内容が迷惑メール判定されるかどうかに関する
各種お問い合わせにつきましては回答できかねます。予めご了承ください。
お客様起因
■メールアドレスの入力ミス
配信エラーとなっているメールアドレスを確認して
スペルミス(@gmail.con、@yahoo.co.joなど)の場合、
存在しないメールアドレスのため、
別メールアドレスでご登録頂くようご案内ください。