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概要

UTAGEの「メール・LINE配信」機能を使って、登録者にメールを配信する方法を解説します。

配信アカウントの作成、DKIM/DMARC認証の設定、シナリオの作成、そして実際にメールを配信するまでの流れを順を追って説明します。

UTAGEには「一斉送信」「ステップ配信」「リマインダ配信」の3種類の配信方法があり、目的に応じて使い分けることができます。


全体の流れ

メール配信を始めるまでの全体像は、以下のとおりです。

  1. 配信アカウントを作成する
  2. DKIM/DMARC認証を設定する(メールを正常に届けるための前提条件)
  3. シナリオを作成する
  4. 読者(メールアドレス)を集める
  5. メールを作成して配信する

⚠ 注意:DKIM/DMARC認証が未設定のままメールを配信すると、
迷惑メールフォルダに振り分けられる可能性が非常に高くなります。
メール配信を行う前に、必ずSTEP2のDKIM/DMARC認証設定を完了させてください。


STEP1:配信アカウントを作成する

メールを配信するには、まず「配信アカウント」が必要です。
配信アカウントは、メール配信やLINE配信を管理する最上位の単位です。

  1. 上メニューの【メール・LINE配信】をクリックします。
  2. アカウント一覧ページで【追加】をクリックします。
  3. 【種類】で「メール配信のみ」または「メール・LINE併用」を選択します。
  4. 【アカウント名】に管理用の名前を入力し、【保存】をクリックします。

💡 補足:すでに配信アカウントを作成済みの場合は、この手順はスキップしてください。
LINEとメールの両方を使いたい場合は「メール・LINE併用」を選択すると便利です。
配信アカウントの全体構成については「メール・LINE配信」機能の全体構成をご参照ください。


STEP2:DKIM/DMARC認証を設定する

UTAGEからメールを配信するには、
独自ドメインを使ったDKIM/DMARC認証の設定が必須です。

この設定を行わないと、配信したメールが受信者の
迷惑メールフォルダに振り分けられたり、届かなかったりする可能性が非常に高くなります。

DKIM/DMARC認証の設定には、大まかに以下の手順が必要です。

  1. 独自ドメインを取得する(例:example.com)
  2. レンタルサーバーを契約する(DNS設定が可能なサーバー)
  3. ネームサーバーを設定し、レンタルサーバーに独自ドメインを追加する
  4. 独自ドメインのメールアドレスを作成する(例:info@example.com)
  5. UTAGEでDKIM認証を設定する
  6. DMARC認証を設定する

DKIM/DMARC認証設定の詳しい手順(独自ドメイン取得からの全手順)は、
以下の記事で解説しています。

【重要】メール配信機能ご利用前に必ずお読みください

💡 補足:SPFレコードの設定はUTAGE側で自動的に行われるため、お客様側での設定は不要です。
DKIM認証とDMARC認証の2つを設定すれば、メール配信の準備は完了です。


STEP3:シナリオを作成する

配信アカウントとDKIM/DMARC認証の設定が完了したら、
メール配信の内容を管理する「シナリオ」を作成します。
シナリオは、読者一覧・メール配信設定・登録フォームなどをまとめて管理する単位です。

  1. 上メニューの【メール・LINE配信】から、STEP1で作成した配信アカウントをクリックします。
  2. 左メニューの【シナリオ一覧】をクリックします。
  3. 【+追加】ボタンをクリックします。
  4. 【管理用シナリオ名】に管理用の名前
    (例:「メルマガ登録者向け」「商品購入者向け」など)を入力し、【保存】をクリックします。

シナリオの詳しい追加方法は、以下の記事で解説しています。

シナリオの追加


STEP4:読者(メールアドレス)を集める

メールを配信するには、配信先となる読者(メールアドレス)が必要です。
UTAGEでは主に以下の方法で読者を集めることができます。

登録フォームで集める場合:

シナリオには登録フォームが自動で作成されます。
登録フォームのURLをブログやSNSに設置することで、メールアドレスを収集できます。
登録フォームの作成方法や入力項目の設定方法については、以下の記事で詳しく解説しています。

ファネルを利用せずに、登録フォームだけを作成することはできますか?

登録・解除フォーム設定(登録フォーム/サンクスページ/重複登録ページ/解除フォーム等)

ファネル(LP)の登録フォームで集める場合:

ファネル機能でランディングページ(LP)を作成し、
その中に「登録フォーム」要素を設置してシナリオと連携する方法です。

ページ要素【登録フォーム】

CSVで一括登録する場合:

すでにお持ちのメールアドレスリストをCSV形式でUTAGEにインポートする方法です。

読者CSV一括登録方法

⚠ 注意:CSVでの一括登録を行う場合は、一度に大量のメールアドレスを登録しないでください。
新しいドメインから急に大量のメールを送ると、迷惑メール判定を受けやすくなります。
段階的に(1日100通→300通→500通→1000通→と増やしながら)配信することを推奨します。


STEP5:メールを作成して配信する

メールを作成して配信の準備をします。
UTAGEでは、目的に応じて3つの配信方法が用意されています。

ステップ配信の場合:

シナリオ登録後、あらかじめ設定したタイミング(登録直後、1日後、3日後など)で
自動的にメールを順番に送信する方法です。
自動化されたフォローアップメールやメール講座などに適しています。

  1. 左メニューの【ステップ配信】をクリックし、【メール追加】をクリックします。
  2. 【送信タイミング】を設定します。
    「シナリオ登録直後」「送信日を指定(登録○日後の○時○分)」
    「送信日を指定(登録○日の○時間○分後)」から選択できます。
  3. 【送信者名】【送信者メールアドレス】【件名】【本文】を入力します。
  4. 入力が完了したら、【テスト送信】で内容を確認した後、【保存】をクリックします。
  5. 同様の手順で、2通目、3通目…と配信するメールを追加していきます。

ステップ配信の詳しい手順は、以下の記事で解説しています。

メールステップ配信方法

 

一斉送信の場合:

シナリオに登録されている全員(または配信条件で絞り込んだ対象者)に、一括でメールを送信する方法です。お知らせやキャンペーン告知などに適しています。

  1. 左メニューの【一斉送信】をクリックし、【メール追加】をクリックします。
  2. 【送信者名】【送信者メールアドレス】を入力します。送信者メールアドレスには、DKIM/DMARC認証済みの独自ドメインのメールアドレスを設定してください。
  3. 【件名】【本文】を入力します。
  4. 【配信タイミング】で「今すぐ送信」または「予約送信(日時指定)」を選択します。
  5. 入力が完了したら、【テスト送信】で内容を確認した後、【保存】をクリックします。

一斉送信の詳しい手順は、以下の記事で解説しています。

メール一斉送信方法

 

リマインダ配信の場合:

セミナーやイベントの開催日を基準に、「3日前」「1日前」「当日」などのタイミングで
自動的にリマインドメールを送信する方法です。
セミナー集客やイベント告知の出席率向上に適しています。

  1. 左メニューの【リマインダ配信】をクリックし、【メール追加】をクリックします。
  2. 【送信タイミング】で基準日(イベント参加日など)からの日数・時間を設定します。
  3. 【送信者名】【送信者メールアドレス】【件名】【本文】を入力します。
  4. 入力が完了したら、【テスト送信】で内容を確認した後、【保存】をクリックします。

リマインダ配信の詳しい手順は、以下の記事で解説しています。

メールリマインダ配信方法

💡 補足:メール本文では「置き換え文字」を使って、読者の名前やメールアドレスなどの
個別情報を自動的に差し込むことができます
(例:%name% → 読者のお名前)。詳しくは置き換え文字一覧をご参照ください。


補足・注意点

  • HTMLメールも送信可能です。テキスト・画像・ボタン・カウントダウンなどの
    要素を使った視覚的なメールを作成できます。
    詳しくはHTMLメールを送信する方法をご参照ください。
  • メール配信前に必ず【テスト送信】を行い、
    メールの内容やリンク先が正しいことを確認してください。
  • 新しいドメインでメール配信を始める場合は、段階的に配信数を増やすことが重要です。
    初日は100通程度から開始し、300通→500通→1000通→と
    徐々に増やしていくことで、迷惑メール判定を受けにくくなります。
  • 配信エラーが繰り返し発生するメールアドレスは、
    UTAGEのシステムが自動的に配信対象から除外します(2回以上のエラーで除外)。
    これはメールサーバー全体の信頼性を維持するための仕組みです。
  • メールの到達率を向上させるためのポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

メールの配信エラーが発生していますが、どうすれば防ぐことができますか?(メール到達率の向上施策)

💡 補足:iCloudメールや携帯キャリアメール(docomo、au、softbankなど)は
迷惑メールフィルタが厳しく、正しく設定しても届かないことがあります。
読者の登録時にGmailなどのメールアドレスの使用を推奨する案内を入れると、到達率が向上します。


よくある質問(FAQ)

Q. メールが迷惑メールフォルダに入ってしまいます。

A. DKIM/DMARC認証が正しく設定されているかご確認ください。
設定方法は【重要】メール配信機能ご利用前に必ずお読みくださいをご覧ください。
認証設定済みでも到達しない場合は、メール到達率の向上施策をご確認ください。

Q. HTMLメール(画像付きメール)は送れますか?

A. はい、送れます。
メール作成画面で「HTMLメール」を選択すると、画像・ボタン・カウントダウンタイマーなど
の要素を使った視覚的なメールを作成できます。
詳しくはHTMLメールを送信する方法をご参照ください。

Q. 特定の読者にだけメールを送ることはできますか?

A. はい、可能です。
一斉送信やステップ配信では「配信条件」を設定することで、
特定のラベルが付いた読者やフリー項目の値で絞り込んだ対象にのみメールを送信できます。

Q. 一斉送信・ステップ配信・リマインダ配信の違いがわかりません。

A. 一斉送信は「今このタイミングで送りたい」場合に使います(お知らせ、キャンペーンなど)。
ステップ配信は「登録からの日数で自動的に送りたい」場合に使います
(登録直後のウェルカムメール、メール講座など)。
リマインダ配信は「イベント日を基準に自動的に送りたい」場合に使います
(セミナー3日前・1日前のリマインドなど)。

Q. メールとLINEの両方で配信したいのですが、可能ですか?

A. はい、可能です。
配信アカウント作成時に種類を「メール・LINE併用」に設定すると、
同じシナリオ内でメールとLINEの両方で配信できます。

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